10月20日
少し肌寒いと感じる日が増えてきた季節になりました。
昨年は寒さにやられて枯れる寸前までいってしまった、
常緑アジサイ・碧の瞳。今年は温室で越冬させることにしました。
12月15日
温室に入れて、水分・湿度を管理してきたおかげで、
元気を取り戻し、葉が青々してきた碧の瞳。
このままの調子で越冬して、春を迎えることが
できるとうれしいです。
ところが、そう簡単ではないようです。
3月23日
3月初め頃から枯れ始めて来た。
土が乾いたら水を与えることを繰り返しただけなのに。。。
PHは7.0(中性)。青色のアジサイにしたい場合は
酸性土にした方がよいけど、成長にはあまり関係ない。
だとすると、3月になり気温が上がり始め、気づかないうちに
温室内が高温多湿になっていたのかな。
アジサイは乾燥を嫌うといいますが、碧の瞳は違うのかなぁ~
昨年の豪雨の時もかなりの葉が傷んで、枯れてしまったし。
まずはできることをやってみようと、
傷んだ枝と葉の除去と土の入れ替えをすることにします。
左下の写真がカット前で、右下の写真がカット後です。
寂しくなってしまいましたが、ここはしばらくの我慢です。
株を傷つけないように注意しながら、株をスコップで掘り起こします。
土の表面は苔が生え、固かったですが、内部は湿った感じもなく、
サラサラの土でした。植え替え時、どんな土を使ったのか忘れてしまいました。
培養土とピートモスを混ぜ合わせて、
化成肥料を混ぜた土を使用します。
ピートモスは、
1.土質を酸性寄りに変化させる
2.水持ちをよくして、土をやわらかくする
効果があります。
酸性を好み、乾燥を嫌う、青色のアジサイと
相性がよさそうです。
ピートモスの割合が2割になるように培養土に混ぜます。
混ぜ合わせた土全体が柔らかい感触になりました。
株の根元まで培養土を入れて、水をたっぷりと与えました。
幾度となく、危機を乗り越えてきた、碧の瞳。
今回も見事に復活してくれるといいなぁ
これからの観察が楽しみです。