コロネイキの実でオリーブ・オイル作りで1時間揉みだした果実を
丁寧に油だししていきます。
予想では40ml程度のオリーブ・オイルを絞り出すことができますが、
少し大き目の450mlの瓶を用意しました。
茶こしの上に不織布を用意して、丁寧に絞っていきます。
茶こしはなくてもよい(ない方がよかった)ですが、
今回は不織布から揉みだす際に、茶こしの網に擦りつけることで
絞り出す量を増やすことを試みました。
袋から出して不織布の中に投入した時は、
表面の部分がテカテカしていたのですが、
絞ることを繰り返し行うと、水分がなくなり、
カスカスの繊維だけが残りました。
しかし、見た目がとても悪いです。。
この先がとても心配です。
カスカスになった繊維を取り出して、
揉みだした状態のオリーブを投入して、
カスカスの繊維になるまで絞り出すことを
何度も繰り返していると、トラブル発生!!!
なんと、瓶が倒れ、貴重な液体が飛び出してしまいました。
オリーブを絞り出しているうちに、オリーブ・オイルが
瓶の外側に付着して、瓶の側面や底が滑りやすくなっていたようです。
思いがけない出来事が発生して、暫くその場で立ちすくんでしまいました。
かなりのモチベーションダウンです。
キッチンの上にこぼれた液体は不織布できれいに拭き取り、
瓶に絞り出すことができましたが、床にこぼれた液体は諦めました。
頑張って集めましたが、元の量の半分くらいになってしまいました。
投げ出したくなる気持ちを抑えて、最後まであきらめず、
何とかすべての果実を絞り出しました。
最終的には75mlの瓶の半分以下、30ml程度の液体になりました。
絞り出した液体を2~3分放置していくと、
液体に層が出来てきました。
写真ではわかりずらいですが、上部の透き通った金色の層が
オリーブ・オイルです。
この後、スポイトを使って上澄みだけを吸い取ることを
試みましたが、金色の層が少なすぎて、果実や果皮が
混ざってしまうため、オリーブ・オイルの取り出しはあきらめました。
<今回の反省点>
1)オリーブの実からオイルを揉みだす時に入れる袋は破れにくく、
口がしっかり閉まるものを用意した方がよい
厚手のものを用意したつもりでしたが、結果、、破れてしまった。
2)オイルを絞り出す不織布を3枚重ねにしたため、
不織布に液体が染み込んで、絞り出せる量が減ってしまった。
不織布は1枚にして、何度も油こしした方がよいです。
3)瓶はすべらない工夫が必要だった
瓶のしたに濡れたタオルを敷く、ビニール製の手袋をはめるなど
オリーブ・オイルは微量になってしまったのは残念ですが、
自家製のオイルができたことは感動です。
来年は今年よりも多くの実を採取して、大量の実でオリーブ・オイル
つくりにチャレンジしたいと思います。